Concentration / Boiling / Evaporation

濃くなるほど、
沸点が上がる。

濃度を調整した液体を入れて加熱すると、水だけが蒸発します。水が減るほど濃度が上がり、濃度が高いほど沸点も上がる簡易モデルです。

液体を追加して観察 加熱で温度を上げる 蒸発で濃度上昇を観察

沸騰と濃度シミュレーション

まず液体の濃度と体積を決めて入れ、次に加熱を始めて濃度と沸点がどう変わるかを見てください。

液体を追加

加熱・冷却

全体量 0 mL
濃度 0 %
温度 25 ℃
沸点 100 ℃
溶質量 0 g
水分量 0 g

モデル: 濃度 = 溶質量 / 全体量、沸点 = 100 + 0.35 × 濃度[%] の簡易式です。実際の沸点上昇は物質、圧力、モル濃度で変わります。

液体を加えると全体濃度が決まり、加熱すると沸点を超えたあとに水だけが蒸発します。

操作: まず液体を入れてから加熱します。沸点を超えると泡と蒸気が出て、水分だけが減っていきます。
全体量 0 mL
濃度 0 %
状態

Core Idea

水が減ると濃度が上がり、濃度が上がるとさらに沸きにくくなる。

このページでは、溶質は残り、水だけが蒸発するようにしています。そのため加熱を続けるほど液体は濃くなり、簡易的な沸点上昇モデルによって必要温度も上がっていきます。

Model

このページで計算していること

実験室の完全再現ではなく、混合、加熱、蒸発、沸点上昇の関係が見えるように要素を絞ったモデルです。

01

混合後の濃度

液体を入れるたびに、水分量と溶質量を足し合わせ、全体量から新しい濃度を計算します。

02

濃度で沸点を上げる

濃度が高いほど沸点が上がるように、単純な一次式で沸点を更新しています。濃い液体ほど同じ火力では沸きにくくなります。

03

水だけ蒸発する

沸点を超えたあとは、水分量だけを減らし、溶質は残すようにしています。その結果、蒸発するほど液体は濃くなります。

04

見た目は現象を読むための補助

泡、蒸気、液面の色、温度計を付けています。数値だけでなく、何が起きているかを視覚的に追いやすくするためです。

Observations

試すと違いが出やすい観察ポイント

条件を少し変えるだけで、温度の上がり方と蒸発の進み方がかなり変わります。

薄い液体は早く沸き始める

低濃度の液体Aだけを入れると、沸点が低いので比較的すぐ泡が出ます。基準として最初に試しやすい条件です。

濃い液体は同じ火力では伸びにくい

濃度を高めにした液体を入れると初期濃度が高く、沸点も最初から高くなります。加熱しても立ち上がりが遅くなります。

蒸発するほどさらに濃くなる

沸騰が始まった後は、水だけが減るため濃度が上がります。すると沸点も上がり、同じ火力でも進み方が鈍く見えます。

冷やすと一度状態を戻せる

沸騰直前や直後に少し冷やすと、泡と蒸気の出方が変わります。温度と沸点の差が重要だと分かります。

Next Steps

モデル化や熱の話へ広げるなら

このページは混合と沸騰の簡易モデルです。ここからモデル化の考え方や、温める仕組みの別テーマへつながります。